きねぞう

映画の感想や関連記事を載せていくブログです。

特集:憂鬱な夜に観たい映画5作品紹介

 

こんばんは。

杵蔵(きねぞう)と申します。  

 

気分が落ち込んでいるときって、何をするにしても億劫ですよね。

けれど、ひとりぼっちの夜に、映画が助けてくれるときがあります。

 

そんな訳で、今回「憂鬱な夜に」観たい映画を5作品セレクトしてみました。

よかったら参考にしてくださいね。

 

 

①その街のこども 劇場版

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阪神淡路大震災を経験した一組の男女が、追悼式の夜に、神戸の街を歩いていく。主演は、実際に被災した体験を持つ森山未來と佐藤江梨子の二人です。何げない彼らの会話に耳を傾けながら、神戸の夜を眺めていると、ふと、こちらの悲しみに寄り添ってくれるような魅力があります。物憂い気な夜にピッタリの一作。

 

 

②素晴らしき哉、人生!

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クリスマスの夜に起こった奇跡を描くヒューマンドラマ。自殺しようとする男を、二級天使が助けにやってきます。アメリカでは毎年クリスマスに放映される定番映画だそうです。自分には何の価値もないと落ち込んでいる人も、これを観ればきっと前向きな気持ちになれるはず。

 

 

③ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

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余命わずかと申告された男が二人、病室で意気投合。片方の男が、今まで一度も海をみたことが無いことがわかり、海をみに夜の病院を抜け出して旅をするロードムービーです。もう一人の男が放つ「天国じゃ、海の話をするんだぜ」のセリフがとっても素晴らしい。所々アクションも入りますが、全体がどこか優しいタッチで描かれるコメディ映画です。

 

 

④西の魔女が死んだ

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登校拒否になってしまった中学生の女の子が、祖母の家で過ごす静かな日々を描いた作品です。庭の手入れや食事作り、こまごまとした生活を送り続ける主人公は、いつしかゆったりとしたその時間に癒されていく。観ている人も、じわじわと心が安らいでいくに違いありません。

 

 

⑤呪怨 劇場版

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呪われた家をめぐる不条理ホラー。

「えっ?憂鬱な夜なのにホラー映画?」と思う人もいるかもしれませんが、ホラーは生きる活力を与えれくれる妙薬。夜、一人でこの映画を観るてください。物凄く怖いおもいをしますね。そんなとき、きっとあなたは誰かに会いたくなる。あれだけ来るなと願っていた明日の朝が待ち遠しくなる。憂鬱の種だった他人とでさえ繋がりたくなる。いままでの悩み、すなわち、仕事でやらかしてしまったミスや、周囲の人間関係、将来への漠然とした不安、そういったものは「ほんのささいなこと」だと気づかれるはずです。ホラー映画内では、生きているだけで勝利であり、「健康に生きている私って、超幸せ!」となること間違いなし……のはず。

 

 

 

いかがでしたか?

個人的には、あまり、わかりやすく明るい映画はセレクトしませんでした。

暗い気分のときにそういう映画って、受け付けないですからね。

ただ、まぁ、どんな映画が処方箋になるかは個人差があるものです。

世評は決して高くありませんが、私も学校をズル休みした日、退屈しのぎに観た「劇場版踊る大捜査線2」にけっこう助けてもらった記憶があったりします。そういう時に観た映画って、自分だけの友達みたいな存在になってくれると思います。

憂鬱なときこそ、映画を観てみましょう。

 

ではまた。