きねぞう ~気ままに映画評~

映画の感想を述べていくブログです。

【映画評】:アマデウス

こんにちは。

杵蔵(きねぞう)です。

 

だんだん、ブログ記事を書く事にも慣れてきました。

今回、批評するのはこの作品です。

 

 

アマデウス

製作:1984年/アメリカ

監督:ミロス・フォアマン

出演:トム・ハルス

  :F・マーリー・エイブラハム、

  :エリザベス・ベリッジ

  :ジェフリー・ジョーンズ

  :リチャード・フランク

 

評価:

 

 

□ストーリー

凍てつく19世紀のウィーン。とある精神病院に、自殺を計った重症の老人が運び込まれてくる。

老人の名はアントニオ・サリエリ

かつてオーストリア皇帝ヨーゼフ2世に仕えた高名な作曲家であった。やがて病室を訪問した神父に、サリエリは語り始める。

自らが死に追いやってしまったという、ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトの物語を……。

 

□レビュー

ブロードウェイの舞台を映画化。

宮廷作曲家サリエリの視点を通じて、いまなお偉大な作曲家として知られるモーツァルトの生涯を描いた、重厚かつ豪華絢爛な音楽史劇です。

 

音楽へのひたむきな愛情と、敬虔な信仰心を持つサリエリは、皇帝に仕える宮廷作曲家として人々から尊敬されていました。

しかし彼の前に天才作曲家・モーツァルトが現れてしまったことで、彼の人生は一変。皇帝や大衆はモーツァルトの音楽の虜になってしまい、今まで集めていた人々の関心は全て彼に奪われてしまいます。

さらにサリエリが許し難かったのは、彼が下品で礼儀知らずで、そのうえ女癖が悪く、密かに彼が恋心を抱いていたオペラ歌手さえも、モーツァルトに簡単に横取りされてしまったことでした。

 

しかしサリエリはその一方で、モーツァルトが生み出す音楽が類いまれな才能を湛えていることを見抜き、誰よりも彼の作曲の意図を汲み取ることのできる一番の理解者であったんです。

僕も凡庸な有象無象の一人として、天才に打ちひしがれるサリエリにはとても感情移入してしまう。

サリエリには音楽しかないのに。自分の音楽が遠ざけられてゆく。それは、死ぬことに等しいほどの恐怖なのだと思います。

しかし、音楽を愛し誰よりも研鑽を重ねてきた彼だからこそ、モーツァルトへの嫉妬や嫌悪を超えて、純粋に彼の音楽を理解し評価する域に到達できたのではないだろうか。そう僕は思います。

 

音楽に限らず文学や絵画や映画のような芸術は、その真価を問う時、生み出した者の人間性など斟酌しません。

芸術は作り手を離れて人々から愛されるものだと感じます。それが芸術の持つ素晴らしさの一つなのかもしれないですね。

 

ではまた。