きねぞう ~気ままに映画評~

映画の感想を述べていくブログです。

【映画評】:学校の怪談

こんにちは。

杵蔵(きねぞう)です。

 

誰にでも、忘れられない思い出の映画ってありますよね。

映画が好きな人にとっては、そのきっかけを作ってくれた作品があるものです。

 

ということで!

今回、僕を映画好きにしてくれた大事な一作をご紹介します。

作品はこちら!

 

 

学校の怪談

監督:平山秀幸

製作:1995年/日本

出演:野村宏伸、遠山真澄、米澤史織、熱田一、岡本綾

評価:

 

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はい。懐かしいですね。

シンプルでキャッチ―な表紙です。

うひひひひひひひひ……」という文字もイイ味出してます。

 

実はこのパンフレット、当時購入したものではなく、大学生の時に横浜の中古パンフレット市場で入手したものです。

公開当時の1995年、は本編に登場する小学生ですらなく、3歳の未就学児でした。

3歳にパンフレットは早やかろう、という判断で購入をスルーされたようです。

ムリもありません。

しかし、この作品をきっかけに、映画の素晴らしさに触れた、大切な体験であることは間違いありませんでした。

 

それでは、映画の中身について触れていきましょう。

 

■ストーリー

一学期が終わり、銀杏ヶ丘小学校は明日から夏休み。友達とボール遊びをしていた瀬川翔太は、校庭にあったハニワを壊してしまい、知らずの内に呪われた旧校舎の封印を解いてしまう。そんな事情を知らない六人の生徒と一人の教師は、それぞれの事情から旧校舎に入ってしまうのだが……。

 

■レビュー

その後1999年まで続いた怪談映画シリーズの第一弾にして、全国の少年少女を魅了したジュブナイル・ホラーです。

原作は常光徹の小説や日本民話の会のコミック。

本来、学校の怪談とは一つ一つのエピソードが連なった総称ですが、平山監督はそれらを古ぼけた木造旧校舎に中に凝縮させ、巨大なお化け屋敷というシュチエーションを造り上げました。

お化けは和風の怨霊というよりアメリカナイズされ、その造形は手作りの温かさが感じられるようなSFXであり、ファンタジーな要素が強いです。

子どもたちの演技がとても自然で、今見返しても、悪い意味での時代を過ぎた感じがありません。あの年代特有の空気感とか距離感を、見事に描いているからだと思います。

生き生きとしたキャラクター、リアリティの感じるセリフ、そして物語全編に流れるノスタルジーは、ホラー映画というよりも青春群像劇を観ているような気分にさせてくれます。

夏休み前に誰もが感じる、全てが輝くようなあの高揚感から、手汗握る一夜の大冒険。

この映画のおかでげで、僕はホラー映画が大好きになりました。

また、何らかの原因で閉鎖的な空間に閉じ込められてしまい、お化けたちに襲われる中で成長し、互いに交流のなかった人物たちが、成長し、信頼関係を結んでいく、というシュチエーションも、大好きになりました。

毎年、夏になると見返したくなる作品です。